【2025年版】Web制作者が本気で使っているVS Code拡張機能10選+運用Tips

目次

はじめに

Visual Studio Code(VS Code)は、軽快で高機能なテキストエディタとしてWeb制作の現場では欠かせない存在です。
でも、拡張機能が多すぎて「結局どれ入れればいいの…?」と迷うこと、ありませんか?

この記事では、実際にWeb制作現場で使っている拡張機能の中から、**「これがあると作業効率が爆上がりする!」**という厳選ツールを10個ご紹介します。
HTML/CSSコーディングからWordPress開発、サーバー接続まで対応。
どれも「案件で使ってよかった」と思えたリアルな視点でまとめています。

エディタ快適化系:読みやすく、間違いを防ぐ!

1. Bracket Pair Colorizer 2

カッコ({} [] ())のペアを色分けして表示。  
ネストが深くなっても見失いにくく、コードミスの防止にも。

🛠 導入ポイント:HTML、JavaScript、PHPなど何でも便利。
VS Codeが標準対応しつつあるけど、拡張の方がカスタマイズ性◎。

2. Indent Rainbow

インデントに色を付けて、構造の深さを視覚的に把握。  
特にSASS・YAML・Pythonなど、インデント命の言語で大活躍。

🛠 VS Code上で迷子になりがちな「深すぎるネスト」も一発で発見。

3. Auto Rename Tag

HTMLやJSXで、開始タグを書き換えると自動で閉じタグも変更!  
<p> → <div>に変えたのに</p>のまま…みたいな事故を防ぎます。

✏️ 一見地味だけど、積み重なるとめっちゃ効率アップします。

コーディング補助系:速く・正確に書く!

4. IntelliSense for CSS class names in HTML

TailwindやBEM記法などのクラス名を補完してくれる優れもの。
HTMLファイル内でclass="..."と書き始めると、CSSファイルからクラス名をサジェストしてくれます。

🛠 Tailwind使いには必須級!CSSの肥大化防止にも。

5. Prettier – Code formatter

保存時に自動でコードを整形してくれる拡張機能。
特にチーム制作時に「コードの書き方バラバラ問題」を防げるのが強みです。

💡Tips:
settings.json に以下を入れると保存時に自動整形されます👇

"editor.formatOnSave": true

WordPressやPHP開発をサポート!

6. PHP Intelephense

PHP開発をしているならほぼ必須!
関数の補完・ジャンプ・エラー検出など、WordPressテーマやプラグイン開発時に大活躍します。

🛠 初回はやや重いですが、インデックス完了後はサクサク。無料版でも十分使えます。

7. WordPress Snippet

the_title()get_template_part() などのWP関数を補完してくれる拡張機能
「関数名なんだっけ…」となりがちな方に最適です。

🛠 テンプレート階層や投稿ループも書きやすくなります。

サーバー接続や環境管理に便利な拡張機能

8. Remote – SSH

VS Code上から直接リモートサーバーに接続して、そのままファイル編集やターミナル操作が可能になります。

🧠 実案件での使いどころ:

  • Xserver、さくらVPS、ConoHaなどでWordPress構築時
  • .ssh/config と組み合わせると神速でアクセスできます!

9. SFTP

FTP/SFTP経由でファイルのアップロード・同期ができる拡張機能。
GUI操作感覚でアップロードできるので、クライアントのサーバーを触る時などに便利です。

🛠 sftp.json に設定を書いておけばワンタッチでアップロード。

10. dotenv

.env ファイルのシンタックスハイライトを有効にする拡張機能。
環境変数を扱う案件や、ローカル⇔本番の設定切り替え時に地味に助かります。

🎁 おまけTips:拡張機能の管理・同期術

VS Codeのプロファイル機能を使おう!

VS Codeには「プロファイル(設定の切り替え)」機能があります。
例えば:

  • 「WordPress開発用」
  • 「React開発用」
  • 「軽量モード用」

…というように、拡張機能・設定・キーバインドごとに切り替えが可能です。

💡 操作手順:
メニュー → 「管理」→「プロファイル」→「プロファイルを作成」
自分用のプロファイルを用途別に分けておくと、プロジェクトごとに最適な状態で作業スタートできます!

まとめ

VS Codeは拡張機能次第でまったく別のエディタに進化します。
今回紹介した10選は、Web制作(特にWordPress+静的コーディング)の現場で役立つものばかり。

✅ 要点まとめ

  • ミスを防ぐエディタ補助:色分けやタグ補完で安心
  • CSS/JS/PHP対応の補完:効率的なコーディングに
  • リモート開発対応:SSH・SFTPで即時反映
  • 環境ごとの設定切り替え:プロファイルで快適運用

少しずつでも取り入れて、自分の開発スタイルにフィットする環境を作っていきましょう!

✏️ 筆者のひとこと(あとがき)

この記事の拡張機能たちは、実際に案件をこなす中で「これ便利だな!」と感じたものばかりです。
便利だけどマニアックすぎず、汎用性もあるラインナップにしています。

自分の開発環境をちょっとずつアップデートして、楽しく・速く・安全にコードを書いていきましょう!🔥

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この記事を書いた人

Web制作会社勤務、業界歴10年以上。現場を走り回ってきた制作者。
これからWeb制作を学ぶ人に寄り添いながら、実務で役立つ知識をわかりやすくシェアします。
「ゼロぐらいから学べる!」をモットーに、あなたの“がんばろ”を応援します!

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